働く女性421人に聞いた「仕事と妊娠の両立」

仕事と妊娠出産時期などのライフプランの両立に悩んでいる女性は約9割!女性が本当に働きやすいと感じる職場環境とは?
働く女性421人に聞いた「仕事と妊娠の両立」

今や女性が男性と同じように働くのが当たり前の世の中となりました。結婚だけなら働き方にそれほど影響はしませんが妊娠・出産・子育ては別です。女性にとっては思うように働けない期間が長く続きます。本来は女性だけでなく男性の課題でもあるのですが、実際の負担はどうしても女性にのしかかっています。「女性が働きやすい環境を」と言われて久しいですが、めざましい進歩を感じられないことが多いのではないでしょうか。仕事あるいは昇進を諦めて子育てすると決めた女性もいれば、子供を産まない決断をする女性もいます。どちらもそうせざるを得なかったとすれば女性にとっての苦しみはいかばかりでしょう。妊娠を希望する女性の中には周囲に迷惑をかけないよう、あえて派遣やアルバイトの働き方を選ぶ人もいます。

女性にとって気になる仕事と出産に関する調査結果が発表されました。女性にとって働きやすさとは何か、周囲も女性自身も考える必要がありますね。

調査概要

(以下、株式会社ステルラによる調査レポートより抜粋。中略あり。)

妊活 不妊治療のクリニック・病院検索サイト「婦人科ラボ(https://www.fujinka-lab.com/)」を運営する株式会社ステルラ(本社:東京都千代田区 代表取締役:西 史織)は、働く女性:20代〜40代の421人を対象に「仕事と妊娠の両立について」の独自アンケート調査を行いました。

調査レポート目次

・調査サマリー
・調査内容
・総括
・アンケート概要

調査レポートまとめ

仕事での昇進その他を考えて、結婚や妊娠のタイミングに悩んだ/悩んでいる経験はありますか?

<サマリー>
約9割が悩む「仕事と妊娠の両立」。将来への不安がキャリア選びにも影響
転職の際には女性ならではの制度があることは必須?!不妊治療等の妊娠に関する制度があることは、約5割が「転職に有利にはたらく」と回答
女性がもっと働きやすく自己実現しやすくなるには、性別を超えた多くの人の理解が必要

<内容>
結婚や妊娠のタイミングに悩む女性に、具体的にどんなことに悩んでいるのか聞いてみると、まさに仕事とライフプランを天秤にかけなければいけない状況が見えてきました。

(回答例)
・今悩んでます。出産適齢期ですが、仕事も大事ですし。ただ、リミットもあるのでどちらを優先するか、、
・結婚は早いほうがいいと思いしましたが、子供を産むタイミングに悩んでいます。一人前になってから産めというような風潮がありますが、そうすると年齢がいってしまうので
・同じ部署内で妊娠が重なってしまうと非常にやりづらい環境はある

さらに、実際に過去に結婚や妊娠のタイミングに悩んだ女性からは下記のような辛辣な状況も伺えました。
(回答例)
・責任ある仕事が減った。どうでもいい仕事が増えた
・社内結婚で辞めさせられたことがあるのでそのような差別はしないでほしい

また、将来のタイミングや転職のために悩んでいるといった意見も多くありました。
(回答例)
・子育て前に転職によるキャリアアップをしたく、妊活を2〜3年遅らせる予定
・転職の際に、面接官に妊娠を考えているかと必ず聞かれた

今の状況や将来のタイミングへの悩みから、転職の際にはやはり「女性ならではの制度を重視する」といった声が多いのも事実です。
今回のアンケートでは、約8割が「転職活動の際に女性ならではの特別な制度があることは有利にはたらく」と回答。その中でも、具体的に「不妊治療等に対する費用補助制度があることは有利にはたらくか?」という質問には、約5割が「転職に有利に働く」と回答。

不妊治療や卵子凍結といった直接的に妊娠に関わる医療への費用補助については、ポジティブな意見が約半数見られました。
(回答例)
・不妊治療するかどうか迷っていたら、きっかけになると思う
・会社が制度面でバックアップをして欲しいです。ただ、生理休暇のようにあっても使いづらいものになっては意味がないので、周囲の理解も必要だと思います
・卵子凍結の援助があれば、妊娠について焦らず考えられそうだから

一方で、費用補助に対するネガティブな意見も。
(回答例)
・企業が負担すべき内容とは考えません。やるなら政府が行うべき
・負担があっても社内の人に、それを知られるのは嫌
・むやみに卵子凍結を推奨されるのは危険と思います

(詳細はURL参照)

調査方法

期間:2019年12月8~22日(14日間)
有効回答数:421名
調査対象:20代〜40代の働く女性(独身28%、既婚/子供あり39%、既婚/子供なし33%)

調査元

代表者:代表取締役 西 史織
本社所在地:〒101-0047 東京都千代田区内神田1-8-9-2F
HP:https://sutelura.jp/
事業内容:妊活サービスの運営、クリニックの集客支援

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