改正健康増進法に関する意識調査

改正健康増進法に関する意識調査

「改正健康増進法」と聞いてピンと来る人はどれだけいるでしょうか。これは大まかに言うと受動喫煙を減らすためのもので、2020年4月1日から全面施行される予定です。なんとなく「最近タバコ吸える場所が減った」とは思っていても、詳しい規制内容については知らない人も多いのではないでしょうか。特に非喫煙者にとっては関係ない話題と思えるかもしれません。ただ、喫煙者にとって重要な内容であることはもちろん、例えばお店を選ぶ際に同席者に喫煙者がいた場合など、非喫煙者も知っておくべき事項です。まずはその認知度や世間の声について把握してみましょう。

調査概要

(以下、株式会社ネオマーケティングによる独自調査レポートから抜粋。)

総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回2019年12月17日(火)~2019年12月19日(木)の3日間、全国の20歳~59歳の4000名を対象に「改正健康増進法」をテーマにしたインターネットリサーチを実施いたしました。

調査レポート目次

・調査背景
・調査概要
・「改正健康増進法に関する意識調査」主な質問と回答

調査レポートまとめ

Q6. 【喫煙者】もしも法改正のため、以下の場所で喫煙できなくなるとしたら、あなたはどれくらい困りますか。それぞれあてはまる度合いをお答えください。(単数回答)【n=922】

・改正健康増進法についての認知は?
ー 認知計は29.5%、内容まで理解していると回答したのは8.7%にとどまる。

・たばこが吸えなくなったら困る場所は?
ー 「居酒屋」が最も多く77.4%。今回の全面施行で実際に規制される場所が1位となった。

・紙巻たばこの喫煙場所が減少するにあたり、加熱式たばこの使用を考えているか?
ー 56.6%の喫煙者が加熱式たばこへの移行を「考えている」と回答した。

・加熱式たばこのメリットは?
ー 「においが少ない」が66.3%で最も多い結果に。とくに加熱式ユーザーは約8割が回答している。

・加熱式ユーザーがにおいで注意された経験
ー 加熱式たばこのユーザーでも35.7%がにおいで注意されたり怒られたりした経験ありと回答。
なかでも「IQOS/アイコス(高温加熱式)」ユーザーが多く27.6%となった。

上記の通り、加熱式たばこの利点がにおいが少ないことと捉えられている一方で、それでもにおいを注意された人が3割以上いる、ということが分かりました。
例外は様々あるものの、2020年4月以降は「原則屋内禁煙」となります。喫煙者は肩身の狭い思いをすることになるのは確実と言えそうです。

調査方法

・調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
・調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20~59歳を対象に実施
・有効回答数:4000名(20代~50代:各1000名)
・調査実施日:2019年12月17日(火)~2019年12月19日(木)

調査元

〒150-0036
東京都渋谷区南平台町16-25 養命酒ビル
TEL 03-6328-2880
https://www.neo-m.jp

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