コロナ禍における人々の経済状況ですが、当然ながら個人の職種や立場によってかなり異なります。以下の調査は年齢や雇用形態などアンケート対象者の属性が詳細に分類されているため結果とあわせてご覧ください。
※以下は2020年5月2〜3日に実施された調査結果であることにご留意ください。
調査概要
(以下、株式会社タンタカによる調査レポートから一部抜粋。)
「普通に働いて、日々の買い物をして、お休みの日には家族で出かける」という、これまでの当たり前がすでに当たり前ではなくなった今、お金の使い方にどのような変化が起こっているのでしょうか。
「外出自粛で生活費は減ったのか?増えたのか?」「外出自粛の影響で収入は減ったのか?」「リモートワークで仕事をしているのか?」「生活費は足りているのか?」などなど、500名にアンケート調査を行いましたので結果をお知らせいたします。
調査レポート目次
はじめに:アンケート回答者の属性など
アンケート:1~11結果
まとめ:不要不急の外出自粛時によるお金の使い方からわかること
調査レポートまとめ
リモートワークだけでお仕事をしている方が全体の約25%になっています。日本は国際社会の中でもIT化が非常に遅れていると言われていますが、「仕事をしていない」と回答した166名の方の中には出勤自粛等の働けない状況のために、働きたくても働けない方もいらっしゃるでしょう。自宅(リモートワーク)ができない業種ももちろんありますが、日本のIT導入がもっと進んでいたらこの数字は違っていたかもしれません。
人と人との接触を8割減らすことが必要とされていますが、9割を超える452名の方が「不要不急の外出を控えている」と回答しています。通勤・通学ができなくなっている状況が続いていますが、「生活費は普段と変わらない」という声がもっとも多いという結果になっています。続いて「生活費が減った」が33.0%なので、「不要不急の外出を心がけても生活費は変わらない、または減った」と感じている方が約7割となります。
外出自粛期間で増えた出費について複数回答可で回答していただいたところ、もっとも多いのは「食費」で29.1%、続いて電気代が22.7%となっています。
「収入は変わらない」が52.2%、「収入が減った」が47.6%なので、収入面では変化がない方の方がやや多いという結果になりました。ただ、「勤務先へ出勤している」、「自宅(リモートワーク)」、「自宅と勤務先の両方で仕事をしている」と回答した方の合計は334名で、そのうち「収入が減った」と回答した方は163名となっていました。約半数の方が「仕事は継続できているけど収入は減っている」と感じていることになります。
(詳細はURL参照)
調査方法
調査目的:不要不急の外出自粛時のお金の使い方の変化、収入の増減などを調べる
アンケート方式:選択式のWEBアンケート
調査媒体:クラウドワークス
有効回答数:500
調査期間:2020年5月2日・3日の2日間
調査元
東京都江東区大島1-33-14 秋山ビル301
代表者 丹野貴浩
03-3684-5200
https://tantaka.co.jp