【特別定額給付金】10万円の使い道、「食費」が51.1%

【特別定額給付金】10万円の使い道、「食費」が51.1%

新型コロナウイルスに関する支援策の一つである特別定額給付金。ひとりあたり10万円が支給されます。給与が減ったり失業した一人暮らしの人にとってはあっという間になくなってしまう金額で心細いことこの上ないでしょう。5人暮らしであれば50万が支給されるので金額だけ見るとその差は大きいですが、高齢者や子供の生活にもお金がかかりますので一概に不公平とは言えません。さて、みなさんはこのお金を何に使おうと思っているのでしょうか。

調査概要

(以下、株式会社NEXERによる独自調査レポート掲載サイト「日本トレンドリサーチ」から抜粋。)

政府は、新型コロナウイルスの緊急経済対策として、全国民向けの10万円一律給付を発表しました。
総務省が4月20日に発表した概要によると、給付は国籍を問わず、4月27日時点の住民基本台帳に記載されているすべての人が対象になるとのことです。
今回は、特別定額給付金10万円とその使い道について、全国の皆さんにアンケートを実施しました。

調査レポート目次

調査レポートまとめ

10万円が給付されたら何に使いますか?(複数回答可,n=1,515)

まずは、給付金の使い道について、全国の皆さんに聞きました。
「食費」が51.1%で最も多い結果となりました。「その他」と答えた人の中には、「寄付をしたい」「使わずに貯蓄したい」などのような回答がありました。

次に、今回の給付金の金額について適正だと思うかについて聞き、世帯人数別に集計したところ、
「多いと思う」と回答した方は全体的に少なく、最も多かった5人家族でも6.1%程度でした。その理由としては、
・本当に困っている人に使ったほうがいいと思う。財政の赤字を積み上げすぎて、年金問題の深刻化などが避けられないように思う。(50代・男性・世帯人数:2人)
・ありがたいが、一律は減額して収入が減った人達、商業の保証、また何よりも医療現場のために使ってほしいとも思う。(40代・女性・世帯人数:3人)
など。

世帯人数が1人の方は半数以上が「少ないと思う」と感じているようです。その理由としては、
・「自粛」に対する経済的支援(補償)という趣旨から考えて、社会的・経済的生活の「自粛」に見合うだけの金額ではないから。(60代・男性・世帯人数:2人)
・10万円では2か月ぐらいの生活費で長期に渡るコロナ対策には不十分。(60代・男性・世帯人数:1人)
など。

一方で、世帯人数が6人、7人以上の方は半数以上が「適正だと思う」と回答しました。理由としては、
・とりあえずの給付としては妥当だと思う。但し今後の追加給付や条件付きの給付等は必要であると思う。(50代・男性・世帯人数:1人)
・10万円がもらえるということだけでもほっとしました。(30代・女性・世帯人数:4人)
など。

調査方法

「給付金に関するアンケート」調査概要
・調査手法
インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
・調査対象者
男女
・調査期間
2020年4月20日~4月21日
・質問内容
質問1:世帯人数を教えてください。
質問2:10万円が給付されたら何に使いますか?
質問3:今回給付される「1人当たり10万円」という金額は、適正だと思いますか?
質問4:そのように考えた理由を教えてください。
・集計対象人数
1,515人

調査元

171-0014
東京都豊島区池袋2-43-1 池袋青柳ビル6F
電話番号:03-6890-4757(代表)
https://nexer.co.jp/

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