新型コロナウイルスによる、働き方・暮らしの変化により 「肩こり」「精神的ストレス」などの身体的不調を実感

【テレワークとなった働き世代1,000人へ緊急アンケート】
新型コロナウイルスによる、働き方・暮らしの変化により 「肩こり」「精神的ストレス」などの身体的不調を実感

テレワークの環境整備の必要性についてはあちこちで言われていますが、必要なのはモニターやWifiなどの電子機器の設備だけではありません。オフィスでは当たり前であった長時間の勤務に適したデスクや椅子、それらが自宅にはないという場合も多いのではないでしょうか。都市部では特に家が狭いため家族が食事をするテーブルの隅で仕事をしたり、床に座ってベッドの上にノートパソコンを置いたりしている人もいるはずです。これらが長期間続けば足が痺れた肩が凝った等の不調は当然考えられますね。

※以下の調査は2020年4月22〜24日に実施されたものであることにご留意ください。

調査概要

オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:荻野 勲、以下当社)は、20代から50代のテレワークをしている男女1,000人を対象に「テレワークとなった働き世代へ緊急アンケート」をおこないました。本調査では、新型コロナウイルス感染症拡大防止策による緊急事態宣言を受けて、急速に進むテレワーク、外出自粛によって人々が、今、どんな不調を抱えているかを浮き彫りにし、それぞれの不調の種類や度合い、対策方法を調査しました。

調査レポート目次

調査レポートまとめ

テレワークによってどんな不調を感じていますか?(n=313)

1.新型コロナウイルス発生後のテレワークで31%の人が身体の不調を感じていた。主な不調は「肩こり」「精神的なストレス」「腰痛」。

2.不調の1位は、女性は「肩こり」、男性は「精神的なストレス」。

3.自宅での仕事では「机、椅子を使用している」が約7割。残りの約3割は「床に座る」など身体に負担がかかりやすい状態であることが顕在化。

4.不調の度合い「軽度」が多いが、4人に1人(約27%)が重度と感じていると回答*1
また、テレワークによる不調の実感は2週間目から増加傾向、3週間目がピークに。
(*1「重度だが耐えられる」「重度のため通院した」の合計)

5.30代女性の8割以上は不調改善の対策を実施。一方、40代男性で対策をしているのは4割以下にとどまる。

6.今後、取り組んでみたい不調対策の1位は「散歩」、2位に「ストレッチ・エクササイズ」、3位が「姿勢に気を付ける」。

調査方法

■調査目的 : 新型コロナウイルス対策によって急速に進むテレワークによって人々がどんな不調をかかえているかを浮き彫りにし、それぞれの不調の種類や度合い対策方法を調査する。
■調査対象 :  新型コロナウイルス感染症拡大防止策によりテレワークになった、週3回以上在宅での勤務をしている方、自宅での作業がデスクワークの方
男性20-29歳 127人 / 女性20-29歳 129人
男性30-39歳 126人 / 女性30-39歳 133人
男性40-49歳 128人 / 女性40-49歳 127人
男性50-59歳 126人 / 女性50-59歳 128人
合計 1,024人
■調査エリア: 全国
■調査方法 :  インターネット調査
■調査期間 :  2020年4月22日(水)~2020年4月24日(金)

調査元

〒617-0002 京都府向日市寺戸町九ノ坪53番地
代表TEL:075-925-2000
代表取締役社長:荻野 勲
https://www.healthcare.omron.co.jp

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