厚労省が2020年5月4日に、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表していることからもわかるように、人々の心に新しい価値観や生活基準が生まれつつあります。例えコロナが収束した後も、マスクやうがい手洗いを当たり前に続ける人、人との密着したコミュニケーションを避けようとする人も多いのではないでしょうか。そんな中、消費者が日々の衣食住についてどれだけ満足しているか、どんなことに不満を抱いているか、の調査結果が発表されました。年代や性別により多少違いも出ているようです。自分の考えと比べてみてはいかがでしょうか。
調査概要
(以下、株式会社ネオマーケティングによる独自調査レポートから抜粋。)
総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回2020年4月14日(火)~2020年4月15日(水)の2日間、全国の20歳~69歳の男女2000名を対象に、生活に対する価値観を調査するインターネットリサーチを実施し、2017年の過去調査と比較いたしました。
コロナウイルスの感染拡大により、日本中に影響が及んでいます。外出を極力控え、人との接触も最小限に抑える自粛に、列島中が耐えていることかと思います。この危機をきっかけに人々の生活と行動が一変していますが、価値観や意識にまでも変化の兆しが表れているのではないでしょうか?
調査レポート目次
・調査背景
・調査概要
・「2020年ライフスタイルに関する調査」主な質問と回答
調査レポートまとめ
◆食生活への満足度は?
全体で見ると、2017年と比較して、満足していると回答した人の合計の割合は6.8ポイント増加。
一方で、性年代別では女性30代、女性60代の満足度が低下。
◆レジャー・余暇生活への満足度は?
2020年と2017年とを比較すると、全体の満足度に大きな変化はない。しかし、性年代別でみると特徴があり、男性40代は8.5ポイント、男性60代は7.5ポイント、女性30代は7.5ポイント、女性60代は12.5ポイントそれぞれ満足度が低下。特に家族がいる世代と、高年齢の人の満足度が減少傾向にある。他方、男性30代は満足度が高くなる結果に。
◆コロナウイルスの感染拡大によって消費行動はどのように変化したか?
【自由回答 一部抜粋】
・外食に行かなくなったので良い食材を使って家で料理をする。キャンプに行けない分、家でも使える道具を買って楽しんでいる。(男性、30代、千葉県)
・ネットで注文することが、さらに多くなった。本屋や雑貨屋さんなど、すぐに必要でないものの店を訪れることが減った。(女性、30代、埼玉県)
・体調を整えるための食品などを購入することが多くなり食費がかさんでいる。
(女性、30代、京都府)
・お出かけや外出できない分、家の中のもの、家具などを購入している。(女性、40代、愛知県)
(詳細はURL参照)
調査方法
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20歳~69歳の男女を対象に実施
有効回答数:2000名(性年代別:各200名)
調査実施日:2020年4月14日(火)~2020年4月15日(水)の2日間
調査元
〒150-0036
東京都渋谷区南平台町16-25 養命酒ビル
TEL 03-6328-2880
https://www.neo-m.jp