アンケート調査の参考に!テンプレート・サンプルがダウンロードできるサイトを比較

アンケート調査の参考に!テンプレート・サンプルがダウンロードできるサイトを比較

アンケート調査を実施する場合、リサーチ会社に依頼をして調査票を作成してもらうパターンや、調査票を自作してアンケートを行うパターンがあります。

自作する場合作業量が増えることになりますが、ネット上で公開されているテンプレートを利用することで効率的に作業を進められるようになります。そのため特殊な設問を設けるなどの事情がなければテンプレートの利用を検討するといいでしょう。

ここではアンケート調査の参考になるような、テンプレート・サンプルがダウンロードできるサイトを紹介、比較していきます。

テンプレートを使うことのメリット

テンプレートを自社で作っておいて流用することも可能ですが、わざわざ一から作成をしていると時間がかかってしまいます。そこでネット上で自由に見ることができるテンプレートを参考に作成することを検討してみましょう。一般的なアンケートであればダウンロードしたサンプルの文章を書き換えるだけで十分なことが多く、作成にかかる手間を削減することができます。

また効果的な作成方法を知らない場合でも、内容を書き替えるだけでセオリーに則ったものができあがるため非常に効率的です。特殊なデザインにする必要性がなく、簡単なアンケートを作成したいだけという場面では利用することへのメリットが大きいといえます。

アンケート調査の際に参考にできるサイトの比較

実際に参考となるサイトを見ていきましょう。いずれもアンケート調査のためのテンプレートを見ることができるサイトですが、それぞれに特徴が異なります。

100人アンケート

100人アンケート

特徴

100人アンケートはネットリサーチツールです。市場調査や商品開発、ユーザー行動調査など、ビジネスに役立つアンケートを簡単に実施できるようになるものです。そして100人アンケートのWebサイトでは、紙に印刷して使えるサンプルのダウンロードができるページも設けられています。サンプルの種類が豊富にあるわけではありませんが、Yes/Noチャート型のテンプレートやマークシート型のテンプレートなど自作するには時間のかかるもの、汎用的に利用できるテンプレートなどが掲載されています。

Webサイト

https://100nin.jp/

クエスタント

クエスタント

特徴

クエスタント(Questant)は、大手リサーチ会社マクロミルが作ったセルフアンケートツールです。クエスタントのサイトではツールを使うための登録や機能紹介をしているだけでなく、アンケートテンプレートの紹介もされており、様々なアンケートにおけるテンプレートのサンプルを無料で見られるようになっています。その数70以上で、マクロミルのノウハウが詰まったものであるため実用性も高いと言えます。

テンプレートは大きく「顧客アンケート」と「社内アンケート」、「会場アンケート」などに分けられています。これらはさらに細分化され、例えば顧客アンケートカテゴリの中には商品アンケート・利用者アンケート・お客様アンケート・ブランドイメージ調査・広告効果測定に関するサンプルが用意されています。他にも社内アンケートでは従業員の満足度を測るアンケートや、ストレスチェックに使えるアンケートのサンプルなどがあり、会場アンケートとしては会社説明会で使えるアンケートやセミナーに使えるアンケートテンプレートが用意されています。

一つ一つのサンプルに対する説明も詳しく掲載されており、数が多くても、どのサンプルを選べばいいのか迷わないようにできています。該当するアンケートを実施することでどのような効果が得られるのか、どのように実施するといいのかといった情報が載せられているサンプルもあり、良心的なサイトと言えるでしょう。

またサンプルは見るだけでなく、チェックボックスやラジオボックスにチェックを入れることやテキストを打ち込むなど、回答者側の視点から確認ができるようになっています。そのため自社で利用した時、回答者がどのように感じるのかを把握することができるのも良い点です。

Webサイト

https://questant.jp/

クリエイティブサーベイ

クリエイティブサーベイ

特徴

クリエイティブサーベイもアンケートツールの一つですが、実際に利用できるテンプレートの紹介もされています。種類を大きくカテゴリ別にすると「イベント・セミナー」「顧客ヒアリング」「デザイン調査」などに分けられます。

イベント・セミナーで掲載されているテンプレートの例を挙げると「参加者向け満足度アンケート」や「出展企業満足度アンケート」、「イベントブースでの簡易抽選付きアンケート」「キャンペーン案の受容度アンケート」などがあります。細かな状況に合わせたテンプレートが用意されており、クリエイティブサーベイを利用している人であれば自身のアカウントにコピーをしてすぐに活用ができますし、コピー後編集して使うことも可能です。

またプレビュー表示したときの画面も特徴的です。パソコンで表示したときの画面だけでなく、スマホで表示したときにどのように見えるのか、これをパソコンで確認することができるようになっています。スマホのアイコンボタンをクリックするだけで画面表示が切り替わりますので、マルチデバイスで活用する場合にはプレビューで確認をしておくとよりイメージが掴めるようになるでしょう。

ただ、サンプルを見ること自体は誰でもできますが、そのまま利用するにはクリエイティブサーベイのプランに申し込む必要があります。プランによっては利用できるサンプルも異なりますので、あくまで参考にするに留まることもあるでしょう。

Webサイト

https://jp.creativesurvey.com/

ビズルート

ビズルート

特徴

ビズルート(bizroute)は、ビジネス全般で役に立つノウハウ・ツールを紹介しているオンラインメディアです。ビジネス上で発生し得るトラブルへの対処や知っておくべき知識など幅広く取り扱っています。紹介されているテンプレートの種類も豊富で、総務や営業、人事、経理、開発など部門別で用意されています。アンケートに使うテンプレートは総務部門のカテゴリに入っており、14種類が無料ダウンロードできるようになっています。

セミナー向けのアンケート用紙がメインで、それ以外のアンケート用紙は汎用アンケートとして紹介されています。いずれもベーシックなテンプレートですが、セミナー来場者に向けてアンケートを実施したいと考えている企業にとってはおすすめです。

Webサイト

https://bizroute.net/

ボクシル – ビジネステンプレート-

ボクシル - ビジネステンプレート-

特徴

ボクシルにはSaaSに関する「ボクシルSaaS」や「ボクシルストア」、ITサービス比較メディアの「ボクシルマガジン」、HRサービス・情報メディアの「ボクシルHR」など、様々なメディアがあります。このうちボクシルSaaSでは「ボクシルビジネステンプレート」として、ビジネスで利用できる便利なテンプレートを紹介しているページがあります。すべて無料でダウンロードできますし、デザインもシンプルからお洒落なものまで様々です。

プレゼン資料や一般書類、挨拶状、企画書、契約書など多数掲載されています。アンケートカテゴリの中には「セミナー満足度」「イベントアンケート」「展示会アンケート」「顧客満足度調査アンケート」「会社説明会アンケート」「従業員満足度」「ストレスチェック」があります。

会社説明会用のアンケートだけでも4パターンのデザインが用意されており、同じデザインでも縦・横好きなサンプルを選べるようになっています。またカラー展開されているサンプルもあり、例えば展示会アンケートテンプレートでは同じ設問構成でもグリーン、イエロー、無色、レッド、ブルーと、5色のバージョンがあります。

Webサイト

https://boxil.jp/

[文書]テンプレートの無料ダウンロード

[文書]テンプレートの無料ダウンロード

特徴

[文書]テンプレートの無料ダウンロードは、ワードやエクセルで作成されたビジネス文書、手紙等のフォーマットが数多く掲載されているサイトです。送付状や注文書、納品書、請求書、報告書から議事録まで、全177のカテゴリから選ぶことができます。

アンケート用紙のテンプレートでは、シンプルで基本的なアンケートフォーマットから具体的なシチュエーションを想定したフォーマットまで色々な種類が用意されています。例えば講演会や研修会、その他のイベントでアンケートを取りたい場合に使えるものから、介護施設で使用するテンプレートまで様々です。さらにそれぞれのシチュエーションでビジネス文書形式と手紙形式を選ぶことができるなど、サンプルの種類は豊富です。

Webサイト

https://template.k-solution.info/

経費削減実行委員会

経費削減実行委員会

特徴

経費削減実行委員会は、企業のコスト削減、業務効率の向上を推進するサイトとして様々なサービスを比較・紹介しているサイトです。そこで紹介されているものの中にビジネス書式テンプレートがあり、アンケートに関するサンプルも無料でダウンロードできるようになっています。

汎用的なアンケート用紙からイベント来場者向けのテンプレート、スタッフ向けの意識調査票からお客様満足度調査のテンプレートなど様々です。

Webサイト

https://econavi.owners.ne.jp/

まとめ

いくつかサンプルがダウンロードできるサイトを紹介してきました。テンプレートだけを掲載しているサイトや、ビジネスに関する情報全般を発信している中でテンプレートも掲載しているというサイト、アンケートサービスを提供している企業がテンプレートを公開しているというパターンまで色々あります。

いずれも無料で公開していることに違いはありませんが、リサーチ会社が公式に公開しているものに関しては登録をしないといけないなど、一定の手続は必要になります。ただリサーチ会社からダウンロードするほうがクオリティも高く、ネットリサーチに向いたものを入手しやすいです。特にそのアンケートツールのユーザーであれば編集して使えるなどの特権がありますし別途登録などの手間もかかりません。そのためすでに導入しているツールがあるなら、まずは開発元が公開しているサンプルがないか確認してみるといいでしょう。