インターネットリサーチの代行を依頼する場合、以下いずれかのケースであることが多いと思います。
- 【A】自社の顧客(会員)に対してインターネットでアンケートをしたい
- 【B】リサーチ会社が保有しているモニターに対してアンケート調査を実施したい
A,Bそれぞれの場合について気を付けるべき点は以下のとおりです。
【A】自社の顧客(会員)に対してインターネットでアンケートをしたい場合
まず大前提として、自社会員へのインターネットリサーチが実施できることを確認するようにしてください。
ネットリサーチ会社のwebサイトを見ると「オープン型調査」「マイリスト型調査」「ASPリサーチ」などの名称でサービスとして提供されていることが多いと思います。
次に個人情報の取り扱いについても注意が必要です。
アンケートの実施方法次第ではありますが、自社会員へのアンケートを代行してもらう場合は
会員のメールアドレスをネットリサーチ会社へ渡してメール配信してもらうケースが多いと思います。
当然ながらメールアドレスは個人情報ですので、その扱い方法(どのような体制で運用しているのか)が
明確なネットリサーチ会社に頼んだ方が安心して任せられるでしょう。
【B】リサーチ会社が保有しているモニターに対してアンケート調査を実施したい場合
こちらの場合、何を代行してもらうのかを明確にしておきましょう。
インターネットリサーチで回答データを集める工程のみやってほしいのか、
調査の企画・設計から分析・レポートまで含めてフルにサポートしてほしいのかで
必要な予算もスケジュールも大きく変わってきます。
ここが曖昧なままリサーチ会社に代行を頼むと、後で認識違いによるトラブルにつながる恐れがありますので、
念のため自社がやること・代行してもらうことを確認するようにした方が安全でしょう。
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