依頼から納品までのスピードを決める要因
リサーチの手法も多様化が進み、その中でも特にネットリサーチは伸びてきています。手軽にアンケート調査ができるようになるなど、従来の紙を利用した調査よりもスピーディーにその効果が得られるようになっています。しかし具体的にどれほどの時間がかかるのか分からない方がほとんどかと思います。
そこでネットリサーチにおける各過程でどのような時間のかかり方をしているのか見ていき、納期の目安をイメージできるようにしていきましょう。
アンケート作成のスピード
ネットリサーチとしてアンケートを実施する場合、まずはアンケート内容を考えて設問を一つ一つ設定していかなければなりません。そして設計された調査票をWeb画面上に起こす作業が必要となります。基本的にはアンケートの設問の数が増えるほどアンケート作成全体にかかる時間も長くなってきます。
場合によってはアンケート内に画像を埋め込むこともあるかもしれません。当然こうした手間のかかる作業が生じればそれだけスケジュールにも影響が出てきます。文章以外に提示する物があるときには、最終的にどれだけの時間がかかることになるのか意識して決めていかなければなりません。
またリサーチ会社に依頼するときにはアンケート作成のスピードを問い合わせるなどして把握しておくことが大切ですが、調査票の内容をチェックしてくれるケースもありますので早い方が必ずしも良いとも限りません。
サンプル回収のスピード
Web画面の作成をして配信後、そのサンプルを回収するのにも時間がかかります。アンケート開始から24時間、もしくは数日以内と掲げているリサーチ会社が多く、回収自体にかかる時間はどのリサーチ会社でも大きな差はありません。ただ、リサーチ会社によってはこれよりももっと短い時間でデータ回収できるとアピールしていることもあります。ターゲットの属性に制限がない場合だと問題ないかもしれませんが、時間帯によってターゲットが参加できないこともありますので、数時間というとても短い時間で回収できるとしている場合には注意が必要です。例えば平日の日中には学生や一般的なサラリーマンは回答ができません。学生をメインにアンケートを取りたい場合だと日中に調査しても十分な数が取れない可能性もあり得ます。早さだけで選ばず優良なリサーチ会社を探すようにしましょう。
分析から納品までのスピード
サンプルを回収後、分析しその結果データが納品されるまでにも時間はかかります。この時間はデータのクリーニングや納品するファイルの種類によっても左右されます。回答データをただ集計ファイルにまとめるだけであれば1営業日程度で済むことも珍しくありません。
他方、データのクリーニング処理が複雑な場合や分析を要する場合など、回収後の手間が大きなときだとやはり時間は伸びてきます。自社が何を求めるのかによっても当然変わりますので、ホームページに掲載されている納期だけをあてにするのではなく、細かく問い合わせて具体的な条件等を伝えたうえで納期を聞き出す必要があるでしょう。
なお、リサーチの方法にも色々ありますので自社の作業範囲を増やすことで納品までの時間を短縮するというやり方もあります。例えばセルフ型だとほぼ全過程で自社が作業を負担することになりますし、全過程を任せるのではなく部分的に依頼するというやり方もあるでしょう。集計ツールを提供しているケースもありますのでローデータの提出だけを受けるようにし、その後は自分で作業することで待ち時間を減らすということも可能です。
依頼前にスピードを把握することが大事
アンケート作成から回答データの回収、分析から納品までには各過程で時間がかかります。しかし同じ内容の調査でもリサーチ会社によって時間のかかり方は異なりますので、事前にどれくらいの期間を要するのか確認しておくことが大切です。
いくつか方法はありますが、最も簡単なのはリサーチ会社のホームページを見ることでしょう。スケジュールに関することが載っている場合にはある程度の予想を立てることができるでしょう。「よくある質問」のページに載っていることもあります。ただこの方法だとあくまで目安を知るに過ぎないため詳しく把握したい場合には向いていませんし、そもそも納期に関する情報が載っておらず、問い合わせを要するケースもあります。
問い合わせをすればホームページに載っている情報よりも詳細に納期を確認することができますし、より自社のしたい調査にかかる時間を把握しやすくなります。直接電話で聞く方法や、ホームページ上のお問い合わせフォームから質問を送るなどの方法があります。お問い合わせフォームから送るほうが手軽ですがいつ返答が返ってくるか分からないため急ぎの場合には向いていないでしょう。問い合わせをすることでリサーチ会社の対応の良し悪しを掴むきっかけにもなりますので本格的に取り組もうとするのであれば検討してみましょう。
なお、もっとも正確な納期を知るには見積もりまで行い、実際にリサーチ会社のヒアリングを受けることが必要です。想定している調査内容を伝えスケジュール例を出してもらいましょう。同時に料金も知ることができますし、複数のリサーチ会社が候補に挙がっている場合にはいくつかの会社で見積もりを行い比較するといいでしょう。リサーチ会社も多くありますので選定に迷うかもしれませんが、まずは見積もりをお願いし、その内容で依頼先を絞っていくと選びやすくなります。
おすすめのリサーチ会社の特徴やスピード感を比較
100人アンケート
特徴
「100人アンケート」は、業界最安値のネットリサーチです。100人に3問+1問のアンケート調査を、6,800円(税別)で実施することができます。記述式の質問を作成する事ができ、30文字以上の回答を得る事ができます。さらに、アンケート集計後はすぐに30ページ程度のレポートがダウンロード可能になります。自社の商品やサービスの開発・マーケティング戦略を立てる際に、多くの人の意見を聞いてみたいという場合に便利にご利用できます。
納期は、最短でアンケート作成完了から24時間以内に集計が完了します。
Webサイト
サーベロイド
特徴
サーベロイドとはWebアンケート作成アプリのことです。260万人以上の消費者パネルへ配信ができ、アンケートの作成から配信までを自動化することができるようになります。リサーチに関してこれまで複雑なオペレーションを要していた場合でも、アプリの使用によって簡単に調査ができるようになるでしょう。
アンケート結果の集計も無料で提供されるツールを使い、単純集計表からクロス集計表など色んな形式のアウトプットを作成することができます。集計ツールに慣れていない人でも作業がスムーズになるよう、サポート体制が整っており、作成したアンケートのチェックや修正点の指摘までしてもらえます。
納期に関しても非常にスピーディーで、アンケートの画面作成をしたその日に配信を始めることができます。配信開始からは最短12時間・平均48時間で結果を回収できることを売りにしています。そのため調査をしたいと思い立ってからすぐに着手できますし、データもすぐに手に入れることができます。
Webサイト
マクロミル
特徴
マクロミルは大手のリサーチ会社で、ネットリサーチに限らずマーケティング関連全般でサービスを提供しています。利用者数も多く安心してリサーチを行うことができるでしょう。モニタ会員向け調査では、調査票の設計から集計、分析までアンケートにかかる各工程で専任のサポートスタッフが対応してくれます。より効果的な、質の高いアンケートを実施することができるでしょう。
また調査票が決定してWeb画面の作成も終わればすぐにリサーチが開始できますので、最短24時間でデータの納品を受けることができるとされています。
Webサイト
Freeasy(フリージー)
https://freeasy24.research-plus.net
特徴
フリージーはセルフ型アンケートツールで、簡単に自由度の高いアンケートを行うことができるのが特徴です。セルフ型のアンケートツールですが専任のスタッフに不明点を質問することやシステムの操作方法などを聞くことができるよう体制が整っています。またアンケート内容の添削も依頼することができます。消費者の意識調査や顧客満足度の把握、デザインのABテスト、プレスリリースの裏付けをするための調査データを集めるなど、様々な目的で利用できるでしょう。
またセルフ型ですのでアンケート回収もスピーディーです。アンケート画面作成後は最短10分で配信が始められ、結果の回収も数時間、もしくは数日以内には完了することができるとされています。
Webサイト
https://freeasy24.research-plus.net
KFS
特徴
KFSのネットリサーチでは調査の全工程でサポートが受けられるサービス内容となっています。例えば自社で作成した調査票のチェックやアドバイス、Webアンケート画面の作成、回答データの回収などは基本料金にすべて含まれています。他にもアンケート画面への画像挿入など、細かいところも任せることができるため、自社にアンケート実施経験がなく全般的に任せたいという場合には良いかもしれません。
納品スケジュールに関しても明記されており、実査が終わってから約10営業日後にクロス集計表の納品、約15営業日後には分析レポートおよびローデータの納品を受けることができるとあります。ただし別途料金を支払うことで納品スケジュールの短縮をすることもできます。そのパターンも2つ用意されており、納期を5営業日短縮するパターンと10営業日短縮するパターンがあります。手厚いサポートを受けながらリサーチを行いつつ、納期を速める必要性が出てきたときにはオプションを利用するなどして対応してくといいでしょう。
Webサイト
アスマーク
特徴
アスマークではネットリサーチはもちろん、グループインタビューや会場調査、ホームユーステストなど、様々なリサーチサービスが提供されています。ターゲットの意識や行動を把握するための定量調査・定性調査から様々な形式のリサーチ手法に対応しており、市場機会の把握、市場規模の把握、コンセプト開発など企業活動における多くの場面で活用できるでしょう。
また、営業スタッフやリサーチャー、実査スタッフ、集計チームなど分野ごとに分業体制をとっており短納期も可能な柔軟性を備えています。調査前のヒアリング段階で営業スタッフが調査背景や今現在の課題などを聞き、最適な調査方法を提案してもらえますので、無駄な時間をかけずに求める結果を得やすくなるでしょう。






