スマートフォンに関する意識・実態調査2019

スマートフォンに関する意識・実態調査2019

今や生活の必需品となっているスマホ。
最新の利用実態について年代別男女別に詳しいデータが公表されました。

“日頃スマホで行っていること”のトップは「メール」(76.0%)で、「インターネット検索」(75.2%)、「通話」(73.2%)、「メッセージアプリ(LINEなど)」(64.4%)、「ニュース閲覧」(59.7%)と続きます(複数回答可)。
LINEよりメールが上位なのは意外と感じる方もいると思いますが、調査によると、回答率でLINEがメールを上回ったのは20代のみで、30代から60代までは全ての年代でメールがLINEを上回りました。特に50代ではメールの回答率が84.0%、60代では83.0%、と高い数字を記録しています。
中には仕事でメールを使っているという方もいるかもしれませんね。

スマホ利用にあたっての不満について、男女別にみると、”タップしたら違うところが反応” “通信速度制限がかかる” “コピーの選択範囲に苦戦” “知らないうちに電話発信” など全質問項目で女性の回答率が男性を上回りました。公表されている回答項目10のうち4つは男女で10ポイント以上の差がついています。 ”仰向けで操作中に顔に落下” については、男性10.8%、女性24.0%と倍以上の開きがあります。
男性より女性に「うっかり」の傾向があるのか、それとも女性の方が日頃の不満をしっかり記憶しているのか、その背景にも興味がそそられますね。

同様に、配偶者のスマホ使用法について不満を覚えているのも女性に多いことがわかりました。”食事中にいじる” “メールやLINEを返さない” “トイレに持ち込む” など、公表されている回答項目10の全てで女性の回答率が男性を上回りました。

また、”スマホで手に入れたもの” の3位に「時間」がランクインしていますが、”失ったもの” で圧倒的1位にもなっています。なんだか寂しい響きですが、とはいえ、スマホのない暮らしに逆戻りは難しいのが現状ではないでしょうか。

調査概要

(以下、ソニー生命保険株式会社による独自調査レポートから抜粋。)

このたび、ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 萩本 友男)は、2019年10月25日~10月30日の6日間、全国のスマートフォンを使用している20歳~69歳の男女に対し、「スマートフォンに関する意識・実態調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

調査レポート目次

・スマートフォン利用の実態
・スマートフォン利用に関する意識
・スマートフォン利用に関する経験
・スマートフォン依存とスマートフォン疲れ
・スマートフォンで得たもの、失ったもの
・スマートフォンのマナー
・スマートフォンに対する希望

調査レポートまとめ

日頃スマートフォンで行っていること(複数回答形式)

・格安スマホ利用率 40代男性は33%、20代女性は12%と男女年代差
・スマホの使い道 20代は「メッセージアプリ」「SNS」、50代・60代は「メール」が高い傾向
・20代の58%がスマホを「目覚し時計」に使用
・スマホの利用料金 平均6,401円/月 理想の利用料金は平均3,460円/月
・スマホ満足度 最も満足度が高いのは50代
・「スマホを使いこなせている」20代では83%、60代では48%
・女性の82%が「スマホが友人との関係に役立っている」と回答
・スマホがつなぐ家族との絆 「スマホが家族との関係に役立っている」80%
・スマホでの思わぬ経験 TOP3「タップミス」「意図せず広告をタップ」「通信速度制限」
・スマホでの失敗 女性の24%が「仰向けで操作中に顔に落下」
・スマホがなかったら苦労すると思うこと 1位「通話」 20代では「メッセージアプリ」が1位
・20代の78%が「スマホ依存」と自覚
・20代の70%が「スマホ疲れ」、42%は「スマホ断ち」を体験したいと希望
・スマホで手に入れたもの 3位は同数で「時間」「友達」「連絡手段」が並ぶ、TOP2は?
・スマホで失ったもの 「時間」がダントツ、上位に「会話」「自由」や「漢字力」「考える力」など
・他人のスマホ利用シーンにイライラする? 「歩きスマホ」65%、「会話しながらスマホ」69%
・夫のこんなスマホ利用はNG! 妻の41%が「食事中にいじる夫」にイラッとする
・「歩きスマホは危険だと思う」94%
・「歩きスマホを規制する法律が制定されるべき」82%が同意
・“あったらいいな”と思うスマホの機能とは? “話し相手役”や“自分の代役”を求める声も!
・“いらない”と思うスマホの機能 1位「ゲーム」2位「決済機能」

調査方法

・調査協力会社
ネットエイジア株式会社
・調査対象
ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする全国のスマートフォンを使用している20歳~69歳の男女
・調査期間
2019年10月25日~10月30日
・調査方法
インターネット調査
・調査地域
全国
・有効回答数
1,000サンプル(有効回答から性別×年代区分が均等になるように抽出)
<内訳>
20代〜60代・男女・各100サンプル

調査元

代表者名 :代表取締役社長 萩本 友男
設立 :1979(昭和54)年8月
所在地 :東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
業務内容 :生命保険業

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