【レジ袋有料化】エコバッグ使用率、レジ袋有料の店では8割越え

【レジ袋有料化】エコバッグ使用率、レジ袋有料の店では8割越え

2020年7月からレジ袋の有料化が始まりますが、それに先立ってこの春からすでに有料になっているスーパーが増えていますね。エコバッグを利用している方もかなり増えた印象です。実際はどうなのか、調査結果が発表されています。

調査概要

(以下、株式会社NEXERが運営する日本トレンドリサーチによる独自調査レポートから抜粋。)

2020年7月1日から全ての小売店のレジ袋が有料化されます。
一部のスーパーやドラッグストアでは、この4月からレジ袋有料化をスタートしています。
前倒しで実施することによって、エコバッグの持参をいち早く喚起し習慣化してもらうという考えがあるようです。
全国の皆さんはレジ袋とエコバッグのどちらを多く利用しているのでしょうか。
今回はレジ袋の有料化について全国の皆さんにアンケートを実施しました。

調査レポート目次

調査レポートまとめ

7月からレジ袋が有料になったあとも、レジ袋を利用すると思いますか?(どちらの店でもレジ袋を使用すると回答した方、n=329)

まずは、レジ袋が有料のお店と無料のお店それぞれで、お買い物の際にどのくらいの方がエコバッグを使用しているのか調べました。
無料のお店でのエコバッグの使用率は6割程度でしたが、有料のお店でのエコバッグの使用率は8割を超えていました。無料ならレジ袋を使用するが、有料ならエコバッグを使用する、という方も多いようです。
現在どちらのお店でもレジ袋を使用していると回答した方に、7月からもレジ袋を使用し続けるかについて聞いた結果、71.7%の方が使用し続けることがわかりました。
(理由)
・たくさん買い物する場合、エコバッグだけでは足りない事が多いから。
・いちいちエコバッグを持ち歩くのが面倒、忘れそう、レジ袋はこまめにごみをあつめたいときにとても有用だから。
など。

今回の調査で、日本の皆さんはレジ袋よりもエコバッグを使用している人のほうが多いということがわかりました。
一方アメリカでは、この度の新型コロナウイルスの影響でエコバッグの使用を自粛や禁止する動きがあるようです。アメリカでは店員が受け取って商品を詰め込む場合が多く、感染リスクが高いことが原因のようです。
では、エコバッグを使用することによる感染リスクについて日本の方々はどう考えているのでしょうか。次のような意見がありました。
・エコバッグがウィルスに影響することを今初めて知った。感染防止の為なら控えようと思う。
・エコバッグを使う。日本では使っていても大丈夫だと思う
など。

調査方法

・調査手法
インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
・調査対象者
男女
・調査期間
2020年4月6日~4月7日
・質問内容
質問1:レジ袋が無料のお店でお買い物をする場合、レジ袋とエコバッグのどちらを使用していますか?
質問2:レジ袋が有料のお店でお買い物をする場合、レジ袋とエコバッグのどちらを使用していますか?
質問3:7月からレジ袋が有料になったあとも、レジ袋を利用すると思いますか?
質問4:有料になってからもレジ袋を利用する理由を教えてください。
質問5:あなたは、この度のウイルスの影響を理由に、エコバッグの使用を控えようと思いますか?
・集計対象人数
1,782人

調査元

〒171-0014
東京都豊島区池袋2-43-1 池袋青柳ビル6F
TEL:03-6890-4757(代表)
https://nexer.co.jp/
「日本トレンドリサーチ」
https://trend-research.jp

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