新型コロナウイルス感染症拡大、医療現場の現状と医師の本音を緊急アンケート

新型コロナウイルス感染症拡大、医療現場の現状と医師の本音を緊急アンケート

昨今はニュースで医療崩壊という言葉を頻繁に聞くようになり、それを防ぐためにも、また自身の感染を防ぐためにも不要不急の内容では病院に行かないようにしている人もいるのではないでしょうか。実際にお医者さんは今どんなことで困っているのか等についての調査結果が出ています。マスク不足は予想通りですが、オンライン診療については賛否両論あるなど新たな発見があります。

調査概要

(以下、株式会社エムステージによる独自調査レポートから抜粋。)

医師人材総合サービスを手掛け、「Dr.転職なび」「Dr.アルなび」を運営する株式会社エムステージ(東京都品川区、代表取締役:杉田雄二)は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、医療機関の現状と最前線で働く医師の本音についてアンケート調査を実施しました。調査結果によると、未だに医療機関のマスク不足は深刻で、3日で1枚使用する、2月からマスクの納入が止まっているなど、マスク不足の中で治療を継続していくことに不安を感じる声も多くありました。オンライン診療の初診解禁については賛成の回答が50%で、現在の状況で医療従事者や患者さん同士でのウイルス感染を予防するためには効果的だろうという回答が多くあがりました。

調査レポート目次

調査レポートまとめ

新型コロナウイルス感染症拡大で先生方を取り巻く環境に変化はありましたか?(複数回答可)

・医療機関でのマスク不足はいまだに深刻で、回答者180名のうち149名がマスク不足を訴えました。
・オンライン診療をすでに「利用している」のは7%、「利用を検討している」のは32%、「利用予定はない」のが55%でした。
・初診からオンライン診療が解禁になったことについて、50%が賛成、19%が反対、31%がどちらでもないと回答しました。
・初診解禁のメリットとしては「ウイルス感染予防」の回答が最も多く、その他「受診の利便性が高まる」「医療従事者の負担軽減につながる」などがありました。
・デメリットとしては「誤診や症状などの見落としの可能性が出てしまう」が多く、その他「導入時のコスト」「高齢者には利用しにくいのでは」などがありました。
・患者さんにオンライン診療を利用してほしいかの問いには「はい」の回答が4分の3を占め、特に現在の新型コロナウイルス感染症拡大の状況下において、積極的に利用してほしいという声が多数でした。
・本状況下で医師が患者さんへ求めることは「手洗い・うがいなど感染予防の徹底」「不要不急の外出を控え感染を予防すること」「医療従事者への根拠のない差別をしないこと」「症状が軽度の場合は自宅療養をすること」などあがりました。

調査方法

【アンケート概要】
「新型コロナウイルス感染症拡大、医療現場の現状と医師の本音~オンライン診療の初診解禁について~」
集計期間:2020年4月9日(木)
有効回答数:180名
対象:「Dr.なび」会員医師
方法:インターネット調査(会員医師へのメールマガジンにより回答フォームを送信)

調査元

代表者 : 代表取締役 杉田 雄二
設立  : 2003年5月
資本金 : 6,250万円
所在地 : 〒141ー6005 東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower5階
事業内容: 企業向け健康経営支援、医師人材総合サービス、医療機関向け採用支援
https://www.mstage-healthcare.jp

株式会社エムステージホールディングス  
広報:本多
TEL: 03-6867-1170
FAX: 03-6867-1171
MAIL: y.honda@mstage-corp.jp

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