新型コロナウイルスのフリーランスへの影響 実態調査を実施

新型コロナウイルスのフリーランスへの影響 実態調査を実施

新型コロナウイルス関連の助成金について「フリーランス」「個人事業主」を対象としたものも多く耳にします。会社員と違って個人で仕事を請け負っている方々はさぞ苦労が多いだろうと推察されるわけですが、実際のところはどうでしょう。ある調査結果によると、やはり多くの人が仕事の減少を訴えていますが、職種によっては逆に増えているという人もいることが分かりました。

調査概要

(以下、INTLOOP株式会社による独自調査レポートから抜粋。)

フリーランスのエンジニアやコンサルタント向けプロジェクト案件紹介事業などをおこなうINTLOOP株式会社(よみ:イントループ 本社:東京都港区 代表取締役:林 博文、以下当社)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のフリーランス人材の仕事への影響の実態を明らかにするため、当社のフリーランス人材向け案件紹介サービス『High Performer(ハイパフォーマー)』と『Tech Stock(テックストック)』に登録する2,922名を対象に、2020年3月31日(火)~4月2日(木)に「フリーランス人材への新型コロナウイルス感染症の影響アンケート」を実施しました。

調査レポート目次

調査レポートまとめ

現在の仕事量について

今回の調査の中で、「現在の仕事への新型コロナウイルス感染症の影響の有無」を聞いたところ、全体の77%のフリーランスが「影響がある」と回答しました。一番多いのは「仕事を行う環境が変わった(リモートワークなどの実施)」という回答で、次に「開始時期、契約期間、業務内容など仕事内容が変更となった」という回答が多く、「決定していた仕事が無くなった」という方も全体の12%いることが分かりました。
決定していた仕事が無くなった、仕事内容が変更となったと答えたフリーランスに、具体的な仕事量の変化を聞いたところ、85%の方が「仕事が減少している」と回答。「まったく仕事がない」方も19%いることが分かりました。
 また、契約金額が変更になったと答えた方に、現在の収入の状況を聞いたところ、75%の方が「収入が減少した」と回答。「まったく収入がない」という回答も16%あり、現在の社会の経済状況がフリーランス人材に大きく影響を与えていることが明らかになりました。
一方で、本調査ではこのような状況下でも仕事量や収入が増えた方も一定数いることが分かりました。収入や仕事量が増えたフリーランスに案件の業種を尋ねたところ、人手不足と言われている「ソフトウェア・通信業界」の仕事が46.9%を占めていました。ソフトウェア・通信業界は他業界に比べるとリモートワークに移行しやすいこと、成長企業も多く、観光客減少などの影響を直接受けづらいことから、案件数・収入の面で今のところマイナスな影響がありません。
仕事量や収入が増えた方に、その要因を聞いたところ、「スキルの幅を広げられるような経験を積んでいたこと」という回答が24%と一番多くなり、次いで「専門性を高めるために勉強していた」との回答が20%となりました。

(詳細はURL参照)

調査方法

対 象:フリーランス人材向け案件紹介サービス『High Performer(ハイパフォーマー)』、『Tech Stock(テックストック)』に登録するフリーランスの方
期 間:2020年3月31日(火)~2020年4月3日(金)
方 法:アンケートフォームを使用したオンライン調査
地 域:東京都内
有効回答数:340件

調査元

〒107-0052 東京都港区赤坂2-12-31 赤坂GHSビル(旧TAKATAビル) 2F・5F(受付2F)
代表取締役 林 博文
広報事務局
電話:03-5411-0066
FAX:03-3401-7788 
メール:pr@netamoto.co.jp

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