夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査 2019

夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査 2019

夫65歳、妻60歳の時点で夫婦ともに無職である夫婦が、その後30年間生きるのには公的年金以外に老後資金として2,000万が必要、という金融庁の報告が話題を集めましたね。
のちに報告書は撤回されましたが、人々の心に与えたインパクトは大きいものでした。
“真っ当な指摘で撤回は不要だ”、”やはり資金運用が必要だ”、”公的機関がリスクもある投資を促すようなことを言うのはおかしい”、など世間の反応は様々です。
このたび、夫婦間におけるお金事情について、投信投資顧問会社であるスパークス・アセット・マネジメント株式会社が調査、公表しました。
へそくりをしている人の平均へそくり額は193万円!などが明らかになり、興味深い結果が見て取れます。

調査概要

(以下、スパークス・アセット・マネジメント株式会社による調査レポートから抜粋。)

スパークス・アセット・マネジメント株式会社(https://www.sparx.co.jp/)(東京都港区。代表取締役社長 阿部修 平)は、夫婦の金銭事情や投資に対する意識を明らかにするため、2019年10月23日~10月24日の2日間、全国の20 歳以上の既婚(配偶者がいる)男女を対象に、「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2019」をインターネット リサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。なお本レポートは、サンプル調査という性質上、実態を全 て反映したものではありません。また、特定の投資商品や個別銘柄の取引を勧誘する目的で作成したものではありません。 (調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

調査レポート目次

・夫婦のマネー事情
・夫婦の老後の生活資金
・夫婦の投資事情
・夫婦円満投資

調査レポートまとめ

夫婦の「令和元年の家計」を表す漢字(1字)「自由回答形式」※上位10位までを抜粋

(以下、「スパークス・アセット・マネジメント調べ」より一部抜粋して転載)

・まず、全回答者(1,000 名)に、夫婦の貯金の管理はどちらが主導で行っているか聞いたところ、「妻が主導で行って いる」が 54.7%、「夫が主導で行っている」が 24.8%、「夫婦別々に管理している」が 20.5%

・夫婦の預貯金の残高を聞いたところ、「100 万円未満」(20.7%)との回答が最も多くなり、「100 万円~300 万円 未満」(16.7%)や「500 万円~1,000 万円未満」(16.7%)との回答が続きました。また、「0 円」との回答は 11.6%、 『2,000万円以上(計)』は13.0%でした。

・全回答者(1,000 名)に、パートナー(夫・妻)に隠して蓄えているお金(へそくり)の額を聞きました。 まず、へそくりをしている人の割合をみると、全体では 41.6%、男性では 41.4%、女性では 41.8%でした。 男女・年代別にみると、へそくりをしている人の割合は、男性では 30 代男性が最も高く 45.0%、30 代以降は年代が
上がるにつれ低くなる傾向がみられました。一方、女性では 50 代までは年代が上がるにつれ高くなる傾向がみられ、最も 高かった50代女性では50.0%となりました。

・へそくりをしている人(416 名)のへそくり額を聞いたところ、平均は 193 万円でした。
男女別にみると、男性の平均は 149 万円、女性の平均は 238 万円となりました。へそくりをしている人の割合に男女 差はみられませんでしたが、へそくり額は女性のほうが高額なようです。

・全回答者(1,000 名)に、お金が原因の夫婦喧嘩を 1 年間でどのくらいしているか聞いたところ、「0 回」は 64.6%で、 1 回以上と回答した人の割合を合計した『お金が原因の夫婦喧嘩をしている夫婦の割合』は 35.4%となりました。

・全回答者(1,000 名)に、夫婦の老後の生活資金に不安を感じるか聞いたところ、「はい」は 75.1%、「いいえ」 は 24.9%となりました。

・全回答者(1,000 名)に、夫婦の老後の生活資金として「2,000 万円」を貯めるために必要だと思うことを聞いたとこ ろ、「家計の見直し」が最も多く 45.9%、次いで、「ライフプランを立てる」が 41.7%、「夫婦共働き」が 41.5%となりまし た。

・夫婦の老後の生活資金として「2,000 万円」を貯めるために投資による資産形成が必要だと考えている人 (279 名)に、老後の生活資金のために投資をしたい金融資産を聞いたところ、「日本株式」が最も多く 46.6%、次いで、 「投資信託(「REIT」以外)」が 40.9%、「外国株式」が 21.5%、「外貨(FX を含む)」が 17.2%、「金(ゴールド)・プラ チナ」が14.7%となりました。

調査方法

◆調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする 20歳以上の既婚(配偶者がいる)男女
◆調査期間:2019年10月23日~10月24日
◆調査方法:インターネット調査
◆調査地域:全国
◆有効回答数:1,000サンプル(20代、30代、40代、50代、60代以上の男女各100)
◆実施期間:ネットエイジア株式会社

調査元

所在地:東京都港区港南 1-2-70 品川シーズンテラス 6 階
HP:https://www.sparx.co.jp/
担当:広報室
メールアドレス:pr_media@sparxgroup.com
代表TEL:03-6711-9200

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