キャッシュレス還元事業終了後も、7割強が「利用頻度は変わらない」

Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2020年7月度)
キャッシュレス還元事業終了後も、7割強が「利用頻度は変わらない」

2020年、キャッシュレス決済は政府の支援施策もあって一気に普及したと感じている人も多いのではないでしょうか。政府の還元事業は2020年6月末で終了していますが、そのことは利用率に影響を与えているのでしょうか?気になる調査結果が発表されています。

また現在政府はマイナンバーカードを使って行う「マイナポイント」サービスを推進しています。マイナンバーカードの保持者がマイナポイントを申し込み、申し込み時に選んだキャッシュレス決済サービスで買い物やチャージをするとポイントがもらえるというもので、ポイント付与期間は9月1日から2021年3月までとされています。果たしてこれが普及率が低いと言われるマイナンバーカードの普及率アップにつながるのか、興味深いですね。

調査概要

(以下、株式会社ジャストシステムによる独自調査レポートから一部抜粋。)

株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2020年7月度)』の結果を発表します。本調査は、17歳~69歳の男女1,100名を対象にしています。

調査レポート目次

・調査結果サマリー
・調査概要
・今回調査した設問項目

調査レポートまとめ

還元事業終了後のキャッシュレス利用(キャッシュレス・消費者還元事業の終了を知っていたn=620)

還元事業を知っている人のうち、90.5%が2020年6月30日に事業が終了したことを認知していました。事業終了後のキャッシュレス決済の利用頻度について、「変わらない」と答えた人は73.9%、「減った」人は11.6%※1、「増えた」人は14.5%※2でした。
※1 「減った」「やや減った」と答えた人の合計。
※2 「増えた」「やや増えた」と答えた人の合計。

■キャッシュレス還元事業により、約6割が「キャッシュレス決済の利用頻度が増えた」
■キャッシュレス還元事業で、QRコード利用者の7割強が「使えるQRコードの種類を増やした」
■「マイナポイント」は、認知者の約半数が「利用したい」

(詳細はURL参照。ダウンロードも可。)

調査方法

調査名:『Eコマース&アプリコマース月次定点調査 (2020年7月度)』
調査期間:2020年7月9日(木)~7月16日(木)
調査対象:17歳~69歳の男女1,100名

調査元

〒163-6017
東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー
TEL:03-5324-7900
https://www.justsystems.com/jp/

株式会社ジャストシステムが運営するマーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」において、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した調査です。

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