ネットリサーチでのアンケート調査には、いくつかのメリット・デメリットがあります。従来の紙のアンケート調査とも比較しつつ、長所・短所をまとめてみました。

 

メリット

まずネットリサーチのメリットです。

 

安い

質問票を郵送して回答してもらう紙のアンケートなどに比べ、アンケート調査費用を低く抑えることができます。アンケート調査の目的によっては郵送調査の方が適していることもありますし、一概に料金が安ければ良いというものでもありませんが、やはりアンケート料金が安く済むというのは大きな利点です。

 

早い

前ページ『ネットリサーチとは』の”ネットリサーチの仕組み“のところでも触れましたが、ネットリサーチは回答を集める部分をネットで行います。これにより、紙の調査票(アンケート用紙)を配布して回収するよりも圧倒的にスピーディーにデータ回収が完了します。

実施するアンケート調査の内容やリサーチ会社によって違いはありますが、早ければモニターに回答依頼をした翌日中にサンプル(回答データ)回収が完了することもあります。

 

大量サンプル回収時も安心

大量のサンプルを集める場合、紙のアンケートはデータが増えるほどデータ入力等の手間が大きくなります。ネットリサーチではアンケートに答える部分からデータ回収・集計まですべてITシステム上で完結しますので、サンプル数が増えるに従って手間がどんどん増えていくといった心配がありません。

 

その他

およそ上記に挙げたような点がネットリサーチの主な長所ですが、他にも

  • “特殊な条件に当てはまる人を抽出しやすい”
  • “アンケート回答画面をシステム制御できる”

などのメリットがあります。

 

 

デメリット

次にネットリサーチのデメリットです。

 

アンケートモニターはネットユーザーのみ

まず、当たり前ですがネットリサーチの回答者はインターネットユーザーです。インターネットを利用していない人が直接アンケートに答えることはあり得ません。実施予定のアンケート調査に”インターネットを使っていない人の回答が含まれない”ことに問題が無いのか注意が必要です。

 

回答者の偏り(代表性の問題)

ネットリサーチが登場して間もない頃はインターネットの普及率が2013年現在より低かったこともあり、

・アンケートの回答者が特定の人たちに偏っており代表性に問題があるのではないか?

・そのような回答者から集めたデータは信頼性・信憑性に欠けるのではないか?

といった点が指摘されていました。

現在ではインターネットが広く一般に普及していますので、”インターネットユーザー = 特殊な人”という状況では無くなっています。

ただし、同じインターネットユーザーでもアンケートモニター登録をしている人・していない人という点での違いはありますし、アンケート調査の背景・目的によってはネットリサーチが馴染まない可能性はあります。

ネットリサーチ自体が良い・悪いというよりも、そのようなリスクもありうるという点を踏まえ、予算やスケジュールと相談してインターネット調査を行うかどうかを決めるというのが現実的かと思います。

 

≫『ネットリサーチの種類』を見る



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