ウェブアンケートを委託する際、気を付けるべき点はありますか?

ウェブアンケート委託時の注意点をいくつかご紹介します。

 

アンケートの目的を明確に

ウェブアンケートを行うことで何を得たいのか、目的を明確にしましょう。

目的が曖昧だと、計画どおりに調査が進まなかったときにどう対処すれば良いのか判断がつきづらくなったり、アンケートデータを取ったものの結局使わずに終わってしまうようなことになりかねません。

特にアンケートの準備・実施に追われて「とにかくスケジュール内に終わらせる」のような状態になると、目的を見失いやすくなりますのでご注意ください。

 

サービスに含まれるもの・含まれないものを把握しておくこと

ウェブアンケートの最も基本的なサービスは、”リサーチ会社が抱えるアンケートモニターに回答してもらうこと”で、通常こちらは基本料金内に含まれています。

一方、アンケート質問(調査票)の設計や、アンケートで得た回答データの分析などはオプションサービスのことが多く、これらを含めて委託すると別途料金が発生します。

また、モニターが回答するアンケート(web)画面の表示制御について、基本料金で使える機能と別料金が必要な機能に分かれていることがあります。

実施したいウェブアンケートの内容と、委託先のネットリサーチ会社が提供するサービスにギャップが無いか?(思い込みをしていないか?)、必ず確認するようにしてください。

 

セルフ型サービスと通常のインターネットリサーチは別物

最近はセルフ型ネットリサーチ(DIYリサーチ)のように自分で作業をする代わりに料金が安いメニューもありますが、これは標準的なインターネットリサーチとはサービス内容が異なります。

費用の安さだけを見て委託先及び利用サービスを決めて、後から「通常のインターネットリサーチを頼むべきだった」といったことにならないようご注意ください。

 

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